2026年2月10日 教員養成の質向上に関する会議を開催

2026年02月27日

sdgs17

2月10日(火)、本学の主催で「令和7年度教員養成の質向上に関する会議」をKKRホテル名古屋にて開催しました。本会議は、愛知県内および名古屋市の教育長、各学校種の校園長会の長、教育関係者などを委員とし、本学が養成する人材像などについて助言を得ることで、本学における教員養成の質向上を図ることを目的としています。

野田敦敬学長のあいさつの後、議長に川原馨委員(愛知県教育長)、副議長に杉浦弘昌委員(名古屋市教育長)を選出し、ほか10人の委員と本学執行部が「中期目標?中期計画と未来共創プラン」および「本学が創出した社会的インパクト―アウトカムの分析?測定―」について意見交換を行いました。

意見交換では、本学が重点的に取り組む3項目「教職の魅力向上」「日本語指導が必要な児童生徒支援」「ICT活用指導力の向上」について、委員から具体的なエピソードを交えた評価が寄せられました。
まず、「教職の魅力向上」について、導入から10年目を迎える全学必修の「学校体験活動」に対し、「1年次から現場を経験することで、教員に求められる役割や生徒の発達段階の違いを肌で感じられました」「採用直後の4月でも焦らず職務にあたることができました」といった若手教員の声が紹介され、早期の現場体験が学生の意欲維持と即戦力化に寄与していることが確認できました。また、教員免許を取得しても教職を選択しない層が増えている厳しい状況の中、本学の教員就職者数は5年連続全国1位を達成し、優秀で質の高い教員を数多く輩出していることに対しても、高い評価をいただきました。
次いで、「日本語指導が必要な児童生徒支援」については、本学が作成したパンフレットや教材、教員向け研修、学生ボランティア派遣などの取り組みが各地域の課題解決に大きく寄与しており、今後も継続してほしいとの要望がありました。「ICT活用指導力の向上」については、大学で培われた技術が学校現場で実際に役立っており、自信を持って教職に就く学生たちが即戦力として頼もしく感じられると評価をいただきました。
併せて、学校現場が苦慮している課題として、急増する不登校対応への懸念が示されたほか、学生に対する倫理教育の徹底についても委員から要望がありました。

意見交換の後、福本理恵委員((株) SPACE CEO)から、AI?ロボット時代の到来を踏まえた人間性?倫理観を育む教育の重要性や、多様な主体が協働するコミュニティ?スクールの可能性について話題提供がありました。

最後に、野田学長から謝辞とともに、本会議を総括し、「学校体験活動は、開始当初は試行錯誤の連続で苦労も多くありましたが、本日、学校現場の皆様からこれほどまでの高い評価をいただけたことで、10年前の決断は間違っていなかったと確信することができました。本会議でいただいた貴重な意見を今後の大学教育の充実に生かし、より良い教員養成の在り方を追求してまいります」と述べられ、会が締めくくられました。

あいさつする野田敦敬学長 あいさつする野田敦敬学長

会議の様子 会議の様子

(企画課 大学改革?調査分析係 田中大貴)

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